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【映画】アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン★3.5〜キムタクからTAKUYA KIMURAへ

ちょいマックは断然エグチ派、ぼく(ぼくみん (@b0kumin) on Twitter)です。

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SMAP解散後もマクドナルドCMをはじめ、ドラマに映画にと精力的にメディアに出ているキムタク。木村拓哉さん。


今回ご紹介する映画は、そんなキムタクとハリウッドスターが共演した『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(通常版) [DVD]

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  • 発売日: 2010/01/13
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この映画は村上春樹原作の『ノルウェイの森』を撮ったトラン・アン・ユン監督のフランス映画です。そして、ジョシュ・ハートネット木村拓哉イ・ビョンホンと米日韓の俳優が共演、いうだけでも期待値の上がる作品もあります。

 

あらすじは、行方不明になった自分の息子の行方を探すように病床の大富豪が探偵に依頼するところから始まり、フィリピン、香港と息子の足取りを追う中で香港マフィアとの諍いにも巻き込まれ…という内容です。

この映画はキリストの受難を題材にしており、キリスト教に明るく芸術性を理解できる人には面白いと思います。

【この映画は★3.5】だとぼくは思います。なぜなら上記の理由で観る人を選ぶ作品だということ。
ところどころ象徴的に見せる十字架や探偵役ジョジュの過去の回想と罪悪感に苦しむシーンなど理解しにくいシーンが多いのが、この映画を難しく感じさせるのかもしれません。


また、自分の理解力不足かもしれませんが、エンディングに疑問を感じました。

冒頭で息子探しの依頼を受けるシーンを時間をかけるのに対して、エンディングは探偵が息子に手を差し伸べるだけ終わってしまい、その後の展開を予想させる余韻があるわけでもなく「え、これで終わり??」という感じですごく不完全燃焼でした。


映画で印象的だったものが2点あります。

一つ目は、冷徹な役のイ・ビョンホンが筋骨隆々の肉体美を見せること。そして体を血まみれにしながら、ミスした部下をハンマーで殴り続けるバイオレンスシーンを美しいと思ってしまったこと。

これは監督の思惑にハマった気がして悔しいです。笑

二つ目は、TVドラマの「キムタク」と全く違う、世界に挑戦するTAKUYA KIMURAの演技を見ることができたこと。このためだけに映画を見る価値はあると思います。そのくらい「いつものキムタク」とは違う彼を見ることができました。

 

世界に名だたる俳優の中でも光るTAKUYA KIMURAの演技をぜひ観てみてください。

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今日はこのへんで。

ではまた。