【映画】ピンポン★4〜原作と比べると見劣りするも漫画の世界をうまく映像化したことには拍手!
球技の中でも卓球は一二を争う苦手競技、ぼく(ぼくみん (@b0kumin) on Twitter)です。
ネットでですが、久しぶりに映画を観ました。
ピンポン。松本大洋さんの漫画の映画化。
中村獅童が世間に認知された最初の作品だと思いますが、なんといっても主役の窪塚洋介の演技が光ります。ペコがそこにいるかのような存在感。
また準主役スマイル役のARATAをぼくが好きになったのもこの作品。
そしてもう一つの大きな特徴は、CG映像とテクノ系音楽との融合。
最初の「I Can Fly!」のシーンでまず心掴まれます。
どうやって撮ってるのか知らず、未だに不思議です。
試合のシーンはゲームの必殺技の応酬のような撃ち合いの中、ほんとに球が飛び交ってるようでドキドキワクワク。
画面に映ると極上のスパイスを振ってくれる荒川良々の部長役は非常に好きだ!
他にも顧問の竹中直人、卓球オババの夏木マリ、幼なじみ役の大倉孝二などとにかくキャストが豪華。
イマイチな部分を少し話すと、前述した中村獅童。
一流選手の孤独をもっと表現してもらいたかったです。
漫画では、たった1人で卓球を極めてしまい、周りに自分の気持ちを共有し合える友人仲間がいない孤高の人でしたが、映画では卓球が超うまい練習の虫くらいに表現されていました。
それゆえ試合前に便所にこもる所は単なる瞑想シーンになってしまい、ドラゴンの見せ場の一つである、孤独で枯れた感じが表現されておらず残念でした。
でも原作をなかなかの度合いで再現、そしてCGと音楽という映像化ならではのスパイスが振られることで良い映画になったと思いますので、【この映画は★4】だとぼくは思います。
余談ですが、映像との融合ということで音楽に相当力が入っており、サントラが超おすすめ。
サントラを聞くと映画のさまざまなシーンが思い出されます。
収録されているスーパーカーの一曲は、ぼくの目覚ましアラームで毎朝活躍してくれています。笑
月にタッチするなんてわけないさ!I Can Fly!
今日はこのへんで。
ではまた。