【理論】ロシア人もびっくりのシミュラクラ現象 - ぼくはこう思う、みんなはどう？

iPhone11 Proの背面カメラはタピオカではなく鳥山明先生だと思うぼく（ぼくみん (@b0kumin) on Twitter）です。

「シミュラクラ現象」という言葉を知っていますか？

類像現象とも言われるもので、3つの点が集まった図形を見たときに人間の脳はそれを人の顔と見るようにプログラムされています。

要するに、点が3つ集まると「人の顔だ！」と脳が勘違いするんですね。

昔話題になった「インドのおじさん」もこのシミュラクラ現象の一つ。

「インド風おじさんが2人見えたら多分あなた、疲れてます」の触れ込みですが、むしろおじさんが見えない人がいるんでしょうか。

心霊写真の多くは偽物で、同じくこの脳の錯覚によるものと言われています。

さて、この3つの点ですがなにかに見えてきませんか。

f:id:hundreds_of_works:20200301185254j:image 　　！

そう、ジブリ。

精霊やもののけ、より神に近い存在を描くときはシンプルなデザインにしたほうが神聖かつ不気味に映ると宮崎駿監督は考えたのかもしれません。

我々日本人がメールのやり取りなどでよく使うものにシミュラクラ現象を利用したものがありますね。顔文字です。

今や海外でも人気になりつつある日本文化といってもよい顔文字ですが、これも一種のシミュラクラ現象の利用といってよいと思います。

自分がよく使っていた顔文字のひとつにこんなものがあります。

(*´Д｀)=3

疲れや恍惚のため息を表します。

良くできた顔文字ですよね。

これを構成する記号は

・かっこ　　　　　（）

・ロシア語のデー　　 д

・アクサンテギュ　　´

・アクサングラーブ　｀

・星印　　　　　　　*

・イコール　　　　＝

・数字の３　　　　　3

ロシア人もびっくりの使われ方！

パソコンの文字設定をした人も、ロシア語アルファベットのデーがこういう使われ方がされるなんて、夢にも思わなかったでしょう。

このように、夏の風物詩心霊写真やカオナシ(∵)、顔文字というかたちで【シミュラクラ現象は我々日本人に深く関わったものだ】とぼくは思いました。

今回は、脳が見せる錯覚現象から日本人が大好きな顔文字への考察のお話でした。

これで心霊写真もへっちゃら！　でもないですね。笑

今日はこのへんで。

ではまた。

最後に。

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